この曲が流れている時代 <1986年のマリリン (本田美奈子)>
第12回です。もう日曜日!10月も残り2週間になりました。そうこうしている内に11月になり、12月が過ぎて、もう2016年。。。なので’15な残り11週間を大事に過ごしたいですね。さて、”今週のお題「行ってみたい時代」”ということで、行ってみたい年号にちなんだこちらの曲をご紹介します。
▷その1曲はコチラ!本田美奈子の「1986年のマリリン」(1986.02.05 5th Single)です。
2005年に白血病で亡くなられた本田美奈子さん。2003年には、”おジャ魔女どれみ”シリーズが終了し、現在も続く”プリキュア”シリーズが始まる間に1年だけ放送されたアニメ、”明日のナージャ”の主題歌「ナージャ!!」を担当されていました。幼いながらに”あぁナージャの歌の人が亡くなったんだ”とニュースを見ていた記憶が有ります。
そんな美奈子さんの世間的な代表曲と言えばこの曲でしょう。”ナージャの人”という認識しかなかった自分でもこの曲は聞いたことが有りました。
1986年の個人的なイメージは”都会的”。この年の暮れくらいから、いわゆる”バブル景気”が始まるんですよね。中森明菜さんの「DESIRE-情熱-」の和風の衣装だってパリコレで出てきそうですし、石井明美さんの「CHA-CHA-CHA」もクラクションの音がイントロに入ってたり・・・他にも色々とありますが上げだすとキリが無いので(汗)
そんな1986年の2月にリリースされたこの曲も
接吻の後は ため息が出ちゃう
月の雫のスパンコール
車のルーフに金のラメ
と、開始早々キラッキラしてます。都会の大通りに停まってる高級車みたいな感じがするんです、黒色の。う～ん、キザな奴っ!前作の「Temptation (誘惑)」では小悪魔な女の子だったのに、ホントに”いつのまにか 危ない大人”じゃないですか!!!
童顔という事もあってか、あどけなさの残る美奈子さんですが(上からすみません)、身体を振り乱しながら歌っている姿や表情はものすごくカッコいい。きっと今の時代にも通用するはず。
と、曲のお話になってしまいましたが・・・
先述の通り、1986年は凄く都会的なイメージ。来年で”30年前”となってしまっても、今に繋がるモノが有ると思います。勿論、今では考えられないモノだって。この年から10年程後に生まれた自分にとっては、想像もつかないバブリーな時代。そんな1歩前でもある1986年に足を踏み入れてみたいです。
地元やよく行く街の看板や建物に景色。そしてテレビ・ラジオ・雑誌だとか。その当時の字体や写真、ワードチョイスってかなり好きなんです。(暖かさがあるような気がします)そしてレコードも買ってみたい!!
インターネットが普及した今、様々なモノが簡単に見られる時代だからこそ、是非とも生でこの目に焼き付けたいです。インターネット上に残されていないモノだって沢山あるはずですから!!
その当時は何とも思ってなくとも、後から”あの頃は良かったなぁ~”と誰もが回顧しますよね。気付かない”時代”って尊い。気付けないからこそ良いのかなとも思いますが・・・我々が生きた2015年は、未来の自分にどのように映っているでしょうか。
↓「1986年のマリリン」や「Sosotte」などのセクシーなナンバーに、小生が美奈子さんの中で1番好きな曲「Temptation (誘惑)」を含む全18曲を収録したゴールデンベスト。是非ともオリジナルアルバムも買い集めてみたいです！
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