秋の夕暮れ、街角で…　<なぜ? (CoCo)>

第10回です。いやあ、朝は寒い。もうブランケットを膝に置いて朝ご飯食べてます。でも昼間は日差しが暖かい。というよりかはちょっと暑い。あれ？こないだもこんな話したっけ?まあいいか。てな訳で!今回は秋の夕暮れの街角を感じさせる、ちょっぴり哀愁を帯びた一曲をご紹介します。

▷その1曲とは、CoCoの「なぜ?」(1991.03.21 3rd Album「STRAIGHT」収録)です。

※Youtubeに公式動画が有りませんのでこちらの視聴を(音量注意!)↓

以前、ご紹介した森川美穂さんの記事で出てきた「らんま1/2」。

こちらの主題歌「EQUALロマンス」を歌っていたCoCo。らんまの主題歌を聞き返す内に、CoCoについて色々と調べるようになり、そこで聞いた「Live Version」に一目惚れならぬ一聴き惚れをしたのです。

そしてその曲が収録されているアルバム「STRAIGHT」を中古ではありますが、すぐさま購入。1曲目がこの「なぜ?」だったのです。

も知らない点滅するシグナルに

振り向くきっかけもくれないのね

と、別れ際から始まるこの曲。場所のイメージとしては松田聖子さんの「硝子のプリズム」に出てくる”歩道橋”が有るような街角。時間帯は夕暮れが近づく頃かな。

全体的な内容としては、自分から好きになった”あなた”。付き合い始めたのにデートで手を繋ぐ訳でもないし、私だけが一方的に好きみたいだし、なぜ私だけがこんなに悩んで切ない想いをしなきゃいけないかな…ちょっと「好きだよ」とか一言だけでも気持ちは救われるのに…といった感じでしょうか。

いやぁ、乙女心。乙女じゃないので分かりませんが乙女(というと偏見?)。”あなた”がそっけないと言うか、別に私を嫌いな訳でもないのに”なんとなし”に過ごしている反面、”私”は日に日に想いを募らせるというこの反比例!!

”私”としてはものすごく計画して、”3回目のデートなら手ぐらい繋いで歩きたいなぁ~その後「好き」とか言われちゃって…!”とか可愛げのある妄想をしてたのに、結果的にそんな事もなく。

ただそばではにかんでいてくれたら…好きだと言ってくれたら…そんな思いも空しく、”忘れてやる!”自分から去ろうとします。”ここで「待って!」くらい言ってくれたら…”と淡い期待をしながら去るのに、それすらない。涙が止まらない。

こんなに苦しくって、期待すらできないのに…”負け”だと認めながらも人ごみの中、忘れられない”あなた”をやっぱり探してしまう。

純な想いだからこそ、”好き”なのに、”追いかけてるのに”…切ない。秋の夕暮れ、物悲しい景色に似合う1曲です。

↓今回ご紹介した「なぜ?」、小生が一聴き惚れした「Live Version」を含む全10曲を収録した3rdアルバム。特に先の2曲はハロプロのJuice=Juiceにカバーして頂きたい。アップフロント様、お願いします!!彼女達なら似合うはずです!(切実)

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